勝間式ロジカル不老長寿 勝間和代著者

長生きリスクをどうやってマネジメントするかを考えた本。
様々な技術発達より100歳を迎える可能性が極めて高くなっています、とある。

国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」から2050年に女性の平均寿命は90歳を超えると見込まれることから100歳の女性がいても珍しくなくなっているのだろう。

そんな100歳とかどう幸せに生きるのかを
1.身体的リスクを最小限に抑え、はっきりとした頭と健康な体で過ごす自由を持つこと。
2.金銭的リスクを抑え、一生の間フロー収入の範囲で暮らせる自由をもつこと。
3.社会的リスクを抑え、家族や友達、そして社会と円満な関係を保ち、こどくにならないこと。
の3つのリスクをしっかりと管理する必要があると説く。

1.身体的リスクには食事の摂り方、気をつけることを。運動、睡眠、歯と口の健康について、等を。
2.金銭的リスクには仕事を満足に続けること、ドルコスト平均法について、時間を投資すること、等を。
3.社会的リスクには精神状態を老化させないこと、一生働ける仕事を選ぶこと、ギブをしまくること、家族やパートナーのこと、等について書かれています。
また60、70、80、90歳別のリスクも書かれています。

どうしても想像できない老後のことについて書かれていますので、その時が来る前に対処して準備していきましょう、という気づきを与えてくれるのは自分の老後を少しでも明るくしてくれるものと思います。
もちろん実際に実行して、もちろん失敗して(トライ・アンド・エラーの経験値が重要なのです)、試行錯誤を繰り返し、自分の力とする過程が大事ですとしっかり書かれていますが。

2040年の未来予測 成毛眞

2040年の未来予測を読んだ。面白かったのでメモしておこう。
内容はもちろん2040年はこうなっている、というものである。

1章テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする
2章あなたの不幸に直結する未来の経済-年金、税金、医療費
3章衣食住を考えながら未来を予測する力をつける
4章天災は必ず起こる

1章のテクノロジーの進歩だけが未来を明るくする、では6G、自動運転、バーチャル、空飛ぶ車、無人店舗、医療技術の進歩など記載されている。

テクノロジー素人の私にはとてもワクワクする内容である。
なかでも期待したいのが全固体電池が開発されればEVに電力を貯蔵できるようになること、
ネクストエネルギーとして核融合があるということ。名前でビビるがよくわかったサイトがこちら。小学生でも読める。
https://www.nifs.ac.jp/ene/qa/qa_02.html
これが次世代のエネルギーに成ればエネルギー問題解決するんじゃね?

2章は年金、税金、医療費のこと。
年金の問題は若者減少、高齢化であり、医療費はテクノロジーで抑える、70歳まで働くこと。

税金、保険料の徴収漏れをなくすこと、とある。
これは本当に思うところで脱税者を野放しにしてその分とれる会社員からとってるのはありえない。
マイナンバー制度活用で是非改善してほしい。他人のプライバシーのために他人の税金、保険料を払ってあげるほど真面目な納税者はお人好しじゃない。
いつも日本は真面目な人が損をする。

預貯金は意味がない。資産形成したいならインデックスファンド、とある。
これも同意。銀行に預けてても増えないので投資信託で長期積立投資をやっている。いままで株、FXなどの短期売買をしたがもちろん損した。もう家系でもある。
そんな私でもほったらかしで確実に勝ててるのは株価連動とかの積立インデックス投資信託である。
ただこの投資の素晴らしさを実感するのは時間がかかるので短期的に大儲け(大損)したい人には不向きである。

3章は衣食住のこと。
不動産については現在の日本の地価は相対的に安く、海外からの購入で10年後は安くなっているかもしれないが、50年後は下落している可能性が高い、とある。
海外からの購入はわからないが、将来的には下落してるはず。人口減少なんだから買う人がいなくなる。今だって地方の平凡な住宅地の地価は緩やかに下がっているし。

食については培養肉が必須とのこと。日本人口は減っても世界人口は増加傾向にあるため食料確保は必須。水もまた然り。
学歴は関係なくなること。なるほど、就職人口がへるから大学行く必要もなくなるのか。今も大学の意味は薄いしこれからは好きな勉強をするのがいいのかも。

4章は天災は必ず起こる、とある。今でも温暖化の影響で異常気象の始まりだし、異常気象がもっと大きな天災を引き起こしても不思議じゃない。
天災は防げないけど最悪の事態を想定しておくのにも読んでおく意味はある。

やっぱり未来のためにはテクノロジーが大きいか。ここに資源を投入すべき。

成毛氏曰くベースは人口動態と自然災害で、この2つは確実、ほかは不確実とのこと。

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 落合陽一

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 落合陽一を読んだ。

これからの世界について考える上で重要な鍵となりそうな国際的な枠組みが登場しています。その一つが本書のテーマにもなっている SDGs です。

テクノロジーで変わる将来とこれからの世界の枠組みであるSDGsについて書かれています。
テクノロジーで貧困、格差、教育、環境はどう変わるのか。SDGsにどう対処するのか。

SDGsは
1貧困をなくそう
2飢餓をゼロに
3すべての人に健康と福祉を
4質の高い教育をみんなに
5ジェンダー平等を実現しよう
6安全な水とトイレを世界中に
7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8働きがいも経済成長も
9産業と技術革新の基盤をつくろう
10人や国の不平等をなくそう
11住み続けられるまちづくりを
12つくる責任つかう責任
13気候変動に具体的な対策を
14海の豊かさを守ろう
15陸の豊かさも守ろう
16平和と公正をすべての人に
17パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsは自分に関係ないと感じれれる反面、できることもある。ジェンダー平等とか。

そういった主体的に取り組むべきことは責任もって行動し、

その他は自分にかかわりないことを自覚するならその課題を考え続け、代わりに行動する人を応援すること、とある。

自分に関係ないことは無関心になりがちですがSDGsのどれかを取り組んでいる人や企業を応援することはできるしできることはやっていきたい。

そういう応援をしないということは結局SDGsの反対、つまり貧困、飢餓、不平等、環境破壊を応援している気がするから。

選挙とかにも通じるのかも。無関心ということは。。

文系の私に超わかりやすく数学を教えて下さい!

仕事で統計とか機械学習とか使いたい、と思った。使えたらかっこいいかなと思っただけなんだけど。

まずそれらしき本を手にとってもわからない。記号が何を意味しているのか。そう、文系なので数学はまーったくわからない。

諦めるか。。でも興味はあるんだよな。。

そこで目に入ったのが「文系の私に超わかりやすく数学を教えて下さい!」だ。とりあえずこれしかないと購入。

中身は教わることを絞りに絞っている。だからありがたい。物足りない時はまた詳しい書籍に移ればいい。

知らなかった数学の概念や、中学授業の目的の分かりづらいカリキュラム、だからこの本はここだけ抑えてほしいという流れ。

自分の場合は三角測量で高さを測る話が、仕事でもこう使える、ああすれば?と色々考えることができた。

そうしたヒントが与えられただけで十分すごい学びを頂けました。

この本は自分と同じ?数学アレルギーを持っているという郷氏が西成先生から数学を教えてくれるストーリー。

読み終わったから早速小学生の子供に読ませてます。

1日目なぜわたしたちは数学を勉強するのか?
2日目中学数学を最速最短で学ぶ!
3日目いきなり中学数学の頂点二次方程式をマスターする!!
4日目サクッと理解!中学数学の関数をマスターする!!
5日目余裕で!中学数学の図形をマスターする!!
6日目特別授業数学の最高峰微分積分を体験してみる!!

投資家がお金よりも大切にしていること

投資家がお金よりも大切にしていること藤野英人著者を読んでみた。

ファンドマネージャーがお金について考える内容で
投資の技術的なものではない

問われるのは、
お金より信じられるものはあるか
お金より大切なものはあるか
考えて行って欲しいということ

価値基準となるお金、
日本人はお金に執着しすぎている。それは人を信じていないということ。
お金を信じているということ。

人は生きているだけで価値がある。経済は互恵関係の共同体であるから。
投資はお金ではなくエネルギーのやり取り。
エネルギーは情熱、行動、時間、回数、知恵、体力、お金を投資すること。
人はみんな何かに投資をしている投資家であるということ。

自分の足元から自分が思う世の中を良くしたい明るい未来をつくる一歩ずつ理想に近づく投資をしている。
投資をする先の「人」を信じるということ。

他人や社会を信じ自分が主体的にエネルギーを投入することによって明るい未来をつくる、未来が明るくなることで自分の人生も明るくなるといった互恵関係という発想が大事。
人を信じられるかどうかが投資家として生きるための最初の一歩がそこにかかっている。

最後に再度
お金より信じられるものはあるか
お金より大切なものはあるか
考えて行って欲しいということ

アウトプット大全

アウトプットは基本的に、
話す…とりあえず声をかける
書く…構成を決めて書く
行動…毎日続ける
トレーニング…毎日Twitterやブログで発信する練習を。
ということになる。

とにかくアウトプットの意義を説明している。成長は月10冊読むだけより月3冊読んで3冊アウトプットするほうが成長する、と。

アウトプットの黄金比は3(in):7(out)を意識する。

次にフィードバックが大事。インプット→アウトプット→フィードバック→インプット。アウトプットやりっぱなしではダメということ。

とにかくアウトプット量を継続してこなし、フィードバックを得て改善しながら繰り返していくことが大事。

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか 鴻上 尚史

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか 鴻上 尚史 を読む。

買ってもなかなか読めなかった、内容が辛そうで。

特攻から9回戻ってくる佐々木友次氏の話から他の特攻兵の本当の心情から軍組織の背景まで。

結構読みやすかった、なぜそんな命令するのか憤慨し、命令された側の気持ちを考えると悲嘆する。

自分が志願という形で実質命令されたら。。

そんな責任転換するような上司、組織だったら。。

特攻が美化されたイメージのままでは一面的すぎる。

当時の証言がわかる貴重な本。

時間革命 堀江貴文

時間革命 堀江貴文を読んだ。

大事なことは他人の時間を生きてはいけないということ。
他人の時間とはやらされている仕事、したくない電話、メールとか気を遣う飲み会とか、こういったものを減らすことだ。

人に嫌われても関係ない自分の心踊る予定だけで時間を埋め尽くし無我夢中で動き回る、つまり自分時間を増やすことだ。

まずやりたいことをやる。選り好みをせずやってみる。そして好きになったら徹底的に没頭する。

この考えがもう大半を占めるんじゃないだろうか。

多少の隙間時間を活用しても、やりたくない仕事に何時間も使っていたらあまり効果がないからだ。

とにかく自分のしたいこと、行動しなければいけない。

問題はやりたいことわからないこと。

3年働かなくていいなら明日から何をする?と本書には問いかけがある。

なんだろうなあ、旅に出てみたいかな。気になる店にいってみたいかな。そういうことを片っ端から行動しないといけないんだろうな。

落合陽一 超AI時代の生存戦略

落合陽一の超AI時代の生存戦略も続けて読んでみた。

この本で響いたのは。。

ブルーオーシャンを探す癖をつけること。

今誰が何をやっているのかを調べる作業が絶対必要。

先を越されるのではなく、どういう価値を足せるか考えること。

趣味を3つもって、他人と違うことをする原動力とすること。

他人の猿真似でもいいからやってみる。

自分らしさを考えて手を動かさないと、老いる。

何ができるのかを発信する。

自分のコンプレックスを知っておく。

お金を滞らせてはいけない。自己投資にどんどん使う。

自分に投資して、仕事を変えていく。

今の時代向いてないことをやってもしようがない。私達は平均値ではなく、ピーク値を高めることが重要。

ということで。

超AI時代の生存戦略は自分に向いていることにフォーカスして自己投資して成長するということかな。向いていることがわかならければ日本再興戦略でいうようにとにかくできることで動け、そしたら向いていることもわかる、という感じかな。

落合陽一 日本再興戦略

落合陽一の日本再興戦略を読んでみた。

日本再興戦略で響いたものは、これから重要になるのは百姓的な生き方、すなわち百の生業を目指すこと。

拝金主義は間違いであること。

人口減少は人類史上稀有な手ャンスであること。

先行投資で攻めの1手を打つこと。

自分探しより自分ができることから始めること。動き出さないことは機会損失になっている。

今ある選択肢の中でどれができるか、まずやろう。自分ができることから始めないと、やりたいことが明確にならない。

リスクを取ってチャレンジしないと機械と同質化する。

悩んでばかりでは意味はない、とにかくまずやってみる。

ということで。

動くことが大事だということかな。でも何やっていいかわからないんだけど、とにかくできることをやっていけばそのうちやりたいことが明確になるってことかな。